«LOVELY BONES»

久しぶりに映画を見てきました

「中間の世界」の様子などの綺麗な風景だとか
回想シーンでの音の響きだとか
印象的に感覚に残るシーンが多かったです
主人公が家族を見守ったり、
何かを訴えようとするシーンが中心なのかなと思ってたんですが
実際には「中間の世界」と現実の世界が
リンクしながらも別々に並行して進む場面も多かったですね
家族ドラマでもあり、恋愛ものでもあり、
少女の成長物語でもあり、
幻想的な世界のファンタジーでもありながら
ハラハラするサスペンスでもある
とてもいい映画でした

個人的にちょっと気になったのが、犯人の最後
確かに次の被害者が出ることはなくなったわけだけど
ちょっと話の流れが唐突な気がする
前にも氷柱のシーンがあったから、
きっとただの偶然ではなく何かの力が働いたんだろうけど
なんであの時だったのか
スージーや他の被害者の意志ではないと思う
みんな、ちゃんと憎しみを乗り越えて先に進んだ人たちだから
だけど人ではない何かの力だとしたら
どうしてあんなにたくさん被害者が出なくちゃいけなかったのか
ちょっと納得がいかない

個人的には、危険を冒してでも真実を明らかにしようとした
父親や妹の気持ちが報われて、ちゃんと逮捕されてほしかったです
たしかに憎しみを乗り越えて、先に進まなきゃいけないわけだけど
未来の犠牲を出さないためにも、
真実を明らかにしようとする気持ちは大事だと思うんだ


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また話は変わりますが
人間失格も映画化されるんですね
生田斗真さんもいい俳優さんだとは思うんだけど
小説読んだ自分のイメージとはだいぶ違うので
ちょっと違和感がｗ
なんかねー、顔が整いすぎな気がするｗ

自分の中のイメージでは、明らかな美形じゃなく、
もともとの顔立ちは薄幸そうなんだけど、
独特の影のある雰囲気でかっこよく見えるというか
本人の見せ方次第で、美男子にも、冴えない感じにもなれる
そういうビジュアルイメージだったんだよね
俳優さんで言うと、松田翔太さんとか、渡部豪太さんみたいな
ちょっと独特のアンニュイな雰囲気がある人

ビジュアルだけじゃなく、全体のイメージで言うなら
藤原竜也さんの人間失格が見たかったなぁなんて思ったり
古畑シリーズに出た時も、デスノートもそうなんだけど
屈折した純粋さとか、ちょっと病的な役を演じると
すごく雰囲気があう気がする

とはいいつつ、健康的でさわやかなイメージのある生田さんが
あの屈折した感じをどう出してくるのかと思うと
それはそれで面白いかもなーと思うんですがｗ
そしてこれだけ言っておいてあれですが
今のところ見に行く予定はないですｗ
だっていつかTV放送されそうだし！